「簡単に言葉に出来ないと言われるのが一番うれしい」是枝裕和監督が生出演 カンヌ脚本賞「怪物」を語る【news23】|TBS NEWS DIG
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- Опубликовано: 7 фев 2025
- カンヌ国際映画祭で脚本賞とクィア・パルム賞を受賞した「怪物」。小学校で起きたある事件をシングルマザー・教師・子どもたちの視点から描く三部構成の物語です。是枝裕和監督に生出演で撮影秘話を語ってもらいました。
小川彩佳キャスター:
特別なゲストをお迎えしております。是枝裕和監督にお話を伺います。よろしくお願いいたします。是枝監督の最新作「怪物」はカンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞。さらに、6月6日の本日はお誕生日でいらっしゃるということで、おめでとうございます
是枝裕和 監督:
ありがとうございます。よろしくお願いします。
■是枝監督に聞く 映画「怪物」カンヌで脚本賞
是枝裕和監督の映画「怪物」は小学校で起きたある事件を、シングルマザー・教師・子どもたちの視点から描く三部構成になっています。
「怪物」とは何なのか、それぞれの視点から問いかける作品です。
音楽は、3月に亡くなった坂本龍一さんが担当しています。
これまでは自身で脚本を手掛けることがほとんどだった是枝監督ですが、今回は「今一番リスペクトしている」と語る、脚本家の坂元裕二さんと初めてタッグを組みました。
「怪物」はカンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞。是枝監督は坂元さんの脚本をこう捉えていました。
是枝裕和監督
「成長過程に起きる、誰もが感じるであろう内的な葛藤。自分の中に自分でも捉えきれない、言葉にしにくい感情を抱えてしまった時の少年たちの話だと、僕自身は捉えました」
実際に映画館で「怪物」を観た人に感想を聞きました。
「最初と最後で全然印象が変わって終わった。見せ方とかすごく面白いと思いました。最終的にみんなの当事者になった気分というか」
「お母さんの視点と先生の視点と子どもの視点で、結論は最後自分で考えるという」
「人間として分かる部分がそれぞれにあった。もちろん遠い映画の作品の中での話なんですけど、自分にも何か言われてるような気がする瞬間があって」
「難しいですね、(“怪物”が)結局何だったのかは…分からなかったですね」
■「“簡単に言葉にできない”という感想が一番嬉しい」
小川キャスター:
公開から5日というところで、日本でも様々なご意見がありましたけれども、国内外の反応をどうご覧になってますか。
是枝監督:
とても振り幅が広いというか、たくさんのお褒めの言葉も、お叱りの言葉も届いています。ただ多いのは「言葉にしにくい」という感想が多くて…。この映画も実は、言葉にできないことについての映画なので、簡単に言葉にできないという感想が一番嬉しいです。
小川キャスター:
私も見させていただきました。もう言葉にならない様々な感情が胸の中でないまぜになって、朝まで眠れませんでした。そんな感覚を覚える方も多かったんじゃないかなと思います。
山本恵里伽キャスター:
改めて是枝監督のプロフィールをご紹介させていただきます。
1962年6月6日生まれ、今日で61歳になられました。1995年、「幻の光」で映画監督デビューをされまして、その後「誰も知らない」「そして父になる」「三度目の殺人」など様々な作品を手がけ、2018年には「万引き家族」でカンヌ国際映画祭の最高賞パルム・ドールを受賞されました。
小川キャスター:
パルム・ドールのときの拍手もすさまじかったですけれども、今回「怪物」の上映の際もカンヌでの拍手が鳴り止まなかったですよね。この中にいらっしゃったときというのはどんな感覚なんですか。
是枝監督:
今回、関わってくれたスタッフがたくさん同席してくれたので、そのことが本当に嬉しかったです。前回の「万引き家族」のときは樹木希林さんが隣にいて、「いつまでも手を振ってるのは、物欲しげだからすぐ帰りたい。みっともないから帰ろう帰ろう」って言っていたんです。今回は希林さんはいないんですけど、どこかから希林さんの声が聞こえるようで、拍手を浴びて、幸福感で…みたいなことはもうないですね。
山本キャスター:
あのときは希林さんのことを思いながら、立ってらっしゃったということなんですね。
是枝監督:
「早く帰りなさい」という声が聞こえてきました。
■是枝監督が子役に“伝えたこと”とは
山本キャスター:
映画「怪物」の主な主人公を簡単にご説明させていただきます。安藤サクラさん演じる“息子を愛するシングルマザー”そして永山瑛太さんが演じる“生徒思いの小学校の教師”そして2人の子どもたちということで、三つの視点から物語は描かれていきます。撮影現場では、是枝監督から子どもたちに演技指導をする場面がありました。
映画撮影中の是枝監督
「言葉のキャッチボールが上手くいっていない気がしました。それぞれがそれぞれの台詞を言ってるように聞こえた。投げかけて、受け止めて、動いてください」
小川キャスター:
子どもたちへのこうした演技指導があったわけですか。
是枝監督:
そうですね。この子たちは本当に上手だったので…こんなことしたかな。でも“キャッチボール”というのは大事なので、相手のセリフを聞くということだけは注意してました。
小…(newsdig.tbs.co...
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面白かったとか、良かったとか、そんな言葉にするのが勿体なくて仕方がない作品でした。
心に残る、そして自分にとって衝撃的な作品でした。
星川くんと麦野くんが緑の中をワーッと走っていくのが泣けた、子供時代の尊い時間…切ない
本当に美して言葉にできない作品でした。キャストも本当に演技がうまく2人の男の子のお互いの気持ちを理解したくて追いかけたくなる作品でした。私はゲイだけどまだ自覚してなくて豚の脳と読んでしまう2人の考えがとても感動しました。本当に黒川想矢さんと柊木陽太さんの立派な俳優としての活動をとても応援しています大好きです。作品全部見ます。そしてseason2待ってます!💕
「言葉にできない」
ほんとによくわかります。劇場で見て、多くの観客は涙しているのを肌で感じました。ただ恐らく、みんななぜ泣いているのか言語化出来な人が大半だったのではないでしょうか。私もその一人です。ただただ凄まじい映画が目の前のスクリーンに映し出されている、そういった感情でした。
クイア賞を貰ってネタバレしちゃったところがあるけど、だからこそ興味を持って観てもらえることもあると思いました。
私がその一人です。
小川さん、めちゃくちゃ映画好きだからかつて報道人だった是枝監督に緊張して憧れてるの伝わるな。
凄まじい映画でした。観賞後五日が経った今も、気づくとこの映画のことを考えているくらいです。
誰の心にも怪物は生まれうる。深いメッセージ性に心打たれました
とても繊細で優しく、残酷で切ない映画でした。
9:40 映画中のメディア 〜報道について
10:45 もしTVに戻ることがあるなら
11:13 その機会に取り上げたいこと
問われて局に提言する是枝監督。
生放送での発言、凄い。
久しぶりに「もう一度観たい!」と思う作品でした。
質疑担当アナウンサーの誠実さと監督の受け答えのキャッチボールがとても良い回だった
鑑賞してから2日になるがずっとこの映画のことを考えています。
この方の作品は全てめっちゃ好きだわ
小川さんのコメントや話の聞き方素敵だなと思いました。是枝監督作品好きなので見に行きたいです。
とても心に残る作品だった
🎉😢 1:20
😢cc😅
最後の今のメディアに対するコメントは素晴らかったです。是非作品で表現して欲しい。そして放送人は忖度なく検証報道をきちんとして欲しいです。
仕事終わりにドラマや映画を観るのが好きで、でもいつの間にか気付いたら寝てしまってて、
この映画も、観る前は寝ちゃわないかな〜なんて思いながら再生ボタン押した。
本当に一瞬だった。仕事終わりで疲れてたはずなのに、1秒たりとも見逃すまいと画面を凝視して、言葉に出来ないものが込み上げて最後はぼろぼろ泣きながら、なのに「これは何の涙?」と問いかけてた不思議な感覚。。
自分でもびっくりしたのが、観終わった後にすぐもう一度はじめから観た。映画の中で感じること全部簡単に言葉に出来ないけれど、そんな映画に出逢えて本当に嬉しいなあ。
人生において大切な事を教えてくれた映画だった。
ここから学んだ事を今後の人生に活かして、人を傷つけないように生きていきたい。
本日観てきました。冒頭はミステリアスですぐに引き込まれましたし、主要人物の視点を変えた伏線の回収が上手すぎる。
こういったギミックの面白さはありつつも、教育現場や社会の歪さみたいな言語化出来ない狂気的なものを見せるのが本当に凄いです。
感覚的に言葉に出来ない何か、はしっかりと焼き付いてます。
演技、脚本、音楽、余韻、全部S級の大傑作
凄かったなこの映画..いかに自分の中で他人に対して、またはあらゆるものに対して都合のいいように解釈しているかと自分で自分を疑ってしまう。ここのコメント欄にもそういう人いるもんな
是枝監督ならクィア・パルム賞受賞っていうべきかと。
素敵な映画でした。
ストレスなく聞くことができ小川さんの賢さが伝わりました。
この映画を見て私は、自分の頭の硬さを痛感させられました。世の中そんな単純な訳ないんだ。実は所々出てくる何気ない発言も2人を苦しめていたのかなと思いました。悪気がある、ない、とかではなく。
ずっと心に残ってる
是枝さんほんとにすごい
30代後半の男性です。
視聴した感想として、高校時代にドラマ3年B組金八先生の鶴本直(上戸彩)という転校生がそういった性的マイノリティについて問題を抱えた生徒でそういう話を知った。
さらに20代の頃には、ぱっと見普通のおっさんに見えた彼が実は身体は女性なんだと言われ、リアルに会って驚きました。
時代はもう20年過ぎてますが、あの時に鶴本直がこの世界で生きる苦しみ、その気持ちを一緒に悩んだ金八先生は完全に解決してないけど社会は多様化な時代になり、受け入れる側の人間として怪物という映画は世界から評価されてるという事の意味を考えさせられた。
美しい映像と美しい感情を描いていた
これをニュース番組(メディア)でやることにどれほどの意味があるか。素晴らしい
記憶を消してもう3度くらい見返したい映画だったな。
クィア受賞とか人物紹介とか映画の見方にノイズ入るから、番組もあまり細かい事前情報出さないでほしかったな。
まっさらな気持ちで観て欲しい。
傑作でした
総務省問題の検証。素晴らしい🎉
監督のメディアに対するご意見、1年たった今、当時よりも重くリアルに感じられる。
まさにメディアが先頭に立って断罪し問題になりましたよね。
是枝監督がサンデーモーニングへの圧力を検証する番組を凄く見たい~
おもしろい。恥をかくTBS
これまでの是枝作品で伝えて来たメッセージのカケラをつなぎ合わせてより大きな世界を見せてくれた今年最高の映画です。
怪物はどいつだって決めつけて、犯人探しをしていた自分自身が怪物だった
言語化してくれて本当にありがとうございます
我々の見てる世界は一面的で個人の主観に根ざしたものになっている
それを他者の主観を共有する形で映像にする事で多面的なものの見方を提示している
いい作品だからこそ、うまく言語化できないことが悔しい!
簡単に言葉にできないし、言葉にするのが不粋なんじゃないかとも思わせる作品でした
脚本賞は、坂元裕二先生が受賞したのに。先生は出てくれないのかな。
映画が投げかけてくる様々な問題…学校、家庭、犯罪、病気、報道、結婚や恋愛を含めた性の事… 生きていて解りあえるなんてあり得ない?重い気持ちになります。でもラストの生命力溢れるシーンで希望を頂きました。生きてる今を見限る必然もないよねって。
Need English subtitle 😭
是枝監督好きだけど、この流れなら坂元裕二さん呼ぶべきだろうに。
このアナウンサーが呼びたかったのかも?
この動画の真髄はもはや11:40〜ではないのか…?
クィアパルム賞がどんな賞で、それを受賞したということを知るのが一番のネタバレになってしまう…。
登場人物紹介する部分、ネタバレになってしまうと思うけどな。
なんでも言語化したがる自分が嫌になる、不思議な名作でした
何か心理テストされているみたいで、まるでロールシャッハのような映画でしたね。
Isn't this a spoiler already? 🤣 Miss reporter
ゆってぃはどこにいたんですか…!!
僕もエンドロールみてめっちゃ思いました笑笑
テレビで放送してるバラエティ番組の小窓
@@セロテープ-l4o そこかああああ!!!スッキリしました(*´―`*)
最後の
"分かんなかったですね"は草
でも気持ちはわかる
西田どらやきいますやん、、
クィアパルム賞はネタバレに…多くを語らないでいて欲しい
このキャスターさん話の振り方が良い。舞台挨拶のアナウンサー高圧的すぎて残念だった
面白かった。いい映画だった。
だが、人に語るほどの熱量はない
8:24ネタバレじゃない?
正面玄関
日本の映画は年々衰退していると思う。アニメ的で幼稚な作品が量産されている。
是枝裕和、岩井俊二あたりがなんとか持ちこたえているぐらい。
自分の好みじゃない映画が増えてるだけで勝手に業界全体を衰退させたがるの、RUclips特有のクソコメって感じがしていいね😂
@@鷲巣-h8o 質的な話ですよ。ビジネス的にはどうだか知らんですが。何も私独自の意見を言っているのではなく、世界的にも、映画オタク的な評論家も皆言っていることです。製作費とか、興行収入とか金の問題が大きいのかなとも思います。
自分で恣意的に選んだ人たちの意見をもって自分だけじゃないって😅
それエコーチェンバーです
@@鷲巣-h8o 世界レベルの映画祭とかで名があがる日本映画の監督とか見れば分かると思うのだけれど。。「多様性で好みは人それぞれ」、という考えは個人の選択の権利を言う際には正しいけれど批評においてそれを言い出すと業界のレベルの低下を引き起こしますよ。映画祭のコンペティションに対しても正反対の立場にもなる。
最近の監督を知らないだけでは?
言葉にならなくて夜も寝られなかった。
と言った後に
もう1人が感想を語り合ったと言ったらだめでしょ。
言葉にならない、互いに明確な答えが出ない。だから答えを求めてあーだこーだと語り合う。あることではないですか?
この人の映画は初期のものを観れば分かりやすいが「嘘」つまりファンタジーです。
リアルなものを描く作家かのように世界中の人が勘違いしているがリアルな題材をファンタジーで作っている。だからあの説明を省いたつくりなのに筋は入ってくるから見れるエンタメ性は有るが、リアルが無いのでつまらない。勘違いしてる人はファンだとか言ってるけどそういう人が好きなファンタジーに仕上げているから当然そういう人はこういうリアルな云々と思って自分の感性の高さを自慢したがるような仕掛けの作家だ。嫌いでは無いがつまらない作家のひとりでしかない。
このアナウンサー浅いなあ…
たいして観たいと思う映画じゃないが世界で取り上げられるだけでもマシか。
たいして観たいと思う映画じゃない映画をたまには観に行ってみるかって観てきたけど 本当にすごい作品でした
@@vitorhugochannel6418
どこがどうすごかった?
マジで率直な疑問なんだけど
@@うまおむすび 観た?
観てから言おうぜおっさん
@@うまおむすび
この映画の問題はただLGBTだけじゃなく、色んな問題が絡み合ってるのね
言語化しにくい、複雑で抽象的な内容を上手いこと映像にしたこと
それをただ時系列にするんじゃなくて、色んな人物の視点から見せて全然違う見え方になるよう構成したことで、問題提起する形になってるとこが上手いなと思った
日本のカルチャーはアニメとゲームだけ、日本の映画はあんまり
My first encounter with a Japanese movie was with harakiri (1962) and my god, I started buying dvds of all the legendary Japanese films of all time , that was around 2006 , yeah sure there were jap animes all around but the true essence of the culture was always in the movies ❤️
お前生きてて楽しいの?
貧乏くさいテーマ映画やろ、a4一枚に趣旨を書けばいい。2001年宇宙の旅、未来世紀ブラジル、地獄の黙示録みたいに何が何だか分からんがだんだん分かって来るみたいな映画を作ったらどうか
だんだん分かる点はこの映画にも言えると思いますが。
ただ過去補正がかかってるだけのジジイですか???
何が何だか分からんがだんだん分かって来るみたいな映画だよ
たしかにこの映画はまさしくそういう映画!
まさに君がこの映画の本質である怪物そのものやんけ😂
@@タケノコご飯柿 貧乏くさいあほ映画を的外れの深読みするファンがいる。
マジで過去1つまらんかった
これを傑作とか言ってる人はどこがどう良かったのか、教えてほしい
他人の評価を聞く前に、どこがどうつまらんかったのか、自分の中で考えて言語化できるようになろうか
詳細まで理解できてないんちゃう?
思い込みで物事を見ていないか、という問いかけ
組織を守るために臭い物に蓋をして隠蔽していないか?という指摘
世間一般の「普通」を押し付けられて、苦しんでいる人達がいる、という問題提起
説明し過ぎず、観客にどういうことか考えさせることによって作品に積極的に参加させようとしてくる脚本
美しい映像
なるべくリアルに寄せた演技
色んなところに散りばめられたメタファー(クラスメイトが机の汚れを必死に消そうとしたり、校長も床の汚れを消そうとしたりetc.)
坂本龍一の音楽(特にラストシーン)
ここら辺が良かったです。
美しいラブストーリーです
教えてほしい、と書いておいて全く返信に反応しない時点でね
全て欺瞞
簡単に言葉にできないし、言葉にするのが不粋なんじゃないかとも思わせる作品でした